1009-夜

トラブルがあって投稿が遅れました。キーボードとマウスの操作を認識しなくなったりノートPCにデータを移動するためUSBにデータを移そうとした段階でUSBが認識しなくなったり。その時に移そうとしていたデータは個人的な物から順に移動しておりその段階で壊れたので犠牲になった(かもしれない)のは個人的なデータでまだ良かったです。

なにか面白い形のアトラクターを作れないかと思っていくつかHoudiniのほうで作ってみました。
何も考えずwrangleの数式をいじって、係数を複数用意しラダー(ホイールボタンドラッグで数値をいじれる機能)で手当たり次第に探してみるブルートフォース戦法です。

一枚目ですが、ハマグリやアサリみたいな形をしているものです。これのみ微分の間隔を狭めても特定の軌道に収束しきらない疑惑があるのでストレンジアトラクターかもしれないです。アサリは酒蒸しがおいしいんですけど何をどうしても砂が残る問題が致命的です。

二枚目は特定の角度から見ると目の形をしているアトラクターです。ちょっと見おろしてきてる感じで垂れ目気味ですが、目の輪郭と内側の瞳孔のバランスは現代のイラスト風でいい感じです。

三・四枚目ですが三枚目は収束途中の様子です。球の表面上にプロットされた無数の点群が収束している風景ですが、z軸が正と負の境目で軌道の形が大きく変わります。多分数式にlogを入れてるせいです。収束しきると四枚目になりますが、その軌道が笑ってるキャラクターの口の形にそっくりなのでスマイル・アトラクター(Smile Attractor)とでも名付けようかと思ってます。「笑顔の引き寄せるもの」、もしくは「笑顔を引き寄せるもの」です。

五枚目は最後に並べてありますが実際には今日一番最初に見つかったもので、これをオリジナルにスマイルアトラクターや目のアトラクターを引き当てました。染色体アトラクター(Chromosom Attractor)とHoudiniのノードに名付けられてあります。数式の中にXX, XY, XXYという染色体の並びと同じ項があるからです。吸い込むことのできる空間から外側にある点は瞬く間に吹っ飛んで行って消えてしまいますが、吸い込むことのできる範囲の点はいずれ白色が強い所の軌道に収束します。

ここに並べたアトラクターはローレンツアトラクターなどとは違って限られた空間内の点群しか吸い込んでくれない(その外側にある点はほとんど無限大に吹っ飛んでいく)のですが、その代わりいろんなバリエーションがありました。別に特定の軌道に吸い込まれるもの全部アトラクターですと言い張ることも出来そうな気がします。むしろ四元数を使用したりmin, maxなどのスイッチング関数を使用したり、直交座標じゃなくて球面座標を使ったりもできるかもしれないです。

明日(10/10)までに今日の分も合わせて総計10個のアトラクターを見つけ出すことが出来れば可能性はあるかもしれないです。